列車で知り合った男性の誘いで暗号資産投資詐欺、インド・ナーグプルの商人が27万ルピーを騙し取られる
インドのナーグプルで、列車での出会いから始まった詐欺事件が報告されました。電池店を経営する男性が、暗号資産投資の話を持ちかけてきた2人の男から約27万ルピーを振り込まされました。偽の利益報告書を見せられ、引き出し時に税金を払うよう要求されたことで詐欺が発覚しました。
手口の概要
インド・ナーグプル市で、列車での短い出会いから始まった暗号資産投資詐欺事件が警察に報告されました。被害者は電池店を経営するサンジェイ・ジェスワ氏。2025年8月から2026年2月にかけて、銀行振込とUPI決済で合計27万ルピーを詐欺師に送金させられました。
詐欺の流れ
第1段階:信頼構築 列車の旅で偶然知り合ったマハヴィル・シャルマと、その関係者スラジ・グプタを名乗る2人が、「暗号資産投資で短期間に資金を倍にできる」と持ちかけました。最初は警戒心を持つジェスワ氏でしたが、2人は急かさず、じっくりと信頼を構築する戦術を取りました。
第2段階:偽の利益報告 定期的に、投資残高と利益が増加している旨の書類を提示されました。これらはすべて偽造された報告書です。実際の取引や資産には何の関係もない、被害者を安心させるための架空の数字でした。ジェスワ氏は「資金が増えている」という錯覚を持ち、さらに大きな額を投資し続けました。
第3段階:引き出し時の追加要求 数か月後、資金を引き出そうとすると、「返金には税金の支払いが必要」と言われました。要求額は39万ルピー(投資額の約10%)でした。この追加料金を支払って初めて資金が戻ると言われたのです。
詐欺が明かされた瞬間
詐欺師から送られてきた「投資契約書」と税金要求が、ジェスワ氏に疑問を生じさせました。契約書を確認したところ、署名や日付が不自然でした。さらに独立した第三者に相談すると、これらの書類がすべて偽造であること、そして投資自体が存在しないことが判明したのです。
見分け方と警戒すべき点
赤信号となる特徴:
- 短期で高い利益を約束する — 「短期間で資金が倍になる」「毎月○%の利益」など、通常の投資では考えられない返金率を約束している
- 個人の紹介による投資話 — SNS、マッチングアプリ、偶然の出会いなど、信頼関係が十分でない相手からの持ちかけは要注意
- 引き出し時の追加費用要求 — 税金、手数料、承認料など、お金を引き出す際に別途費用を求める要求は最大の警告信号
- 書類の信頼性が不明確 — 投資契約書や利益報告書の発行元が明確でない、または公開情報と矛盾している
被害を防ぐためのポイント
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投資は信頼できる登録済み機関を通じて — 暗号資産の取引は、該当国で正式に認可された取引所や企業のみを利用しましょう。個人から持ちかけられた話には乗らないこと
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独立した検証 — 投資の話を聞いたら、その企業や取引所の公式ウェブサイトで直接確認し、第三者の意見も求めましょう
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返金時の追加費用を疑う — 正規の投資であれば、引き出し時に突然の追加料金は発生しません。そうした要求があれば即座に警察に通報すべき信号です
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利益報告書の検証 — ダッシュボードに表示される数字だけを信じず、公式な取引履歴や独立した会計監査を求めましょう
インド全体での傾向
このような暗号資産投資詐欺はインド全土で急増しており、2025年の1年間でインドの国家サイバー犯罪通報ポータルには240万件以上の苦情が寄せられ、損失額は2兆2495億ルピーを超えました。詐欺手法は次第に洗練され、一度暗号資産に換金されたお金は追跡が困難になります。
相談窓口
- 地元警察のサイバー犯罪セル — 詐欺の疑いがあれば直ちに報告
- インド国家サイバー犯罪通報ポータル — cybercrime.gov.in
- 銀行 — 不正な送金については銀行に通知し、取引の取り消しを検討
情報源: The420.in