インド・デリー郊外で仮想通貨投資詐欺、約12億円が140~160人から詐取
インドのウッタラカンド州デリーで、仮想通貨とフォレックス(外国為替)取引を装った大規模な投資詐欺が発覚しました。約140~160人の住民が月5~6%の返金を約束されて約12億円を預けさせられましたが、出金時に全額がブロックされました。犯人はムザッファルナガル在住のLavish Chaudhary(別名Nawab Ali)で、SNSやメッセージアプリを通じて勧誘していました。
詐欺の手口
本件は、デリー近郊のウッタラカンド州デリーで発覚した大規模な投資詐欺です。犯人のLavish Chaudhary(別名Nawab Ali)はSNSやプライベートグループ、メッセージアプリを通じてデリーの住民に接触し、仮想通貨取引およびフォレックス取引への参加を勧誘していました。
被害者には、投資した資金から毎月5~6%の確実な利益が得られることが約束されました。この約束により、多くの地域住民が大きな資金を提供することになりました。さらに詐欺グループは、既存の投資者が家族や友人を紹介すれば追加の手数料を得られるという階層的な紹介制度を導入し、ネットワークを急速に拡大させました。
140~160人の住民が次々と参加し、総額約12億円がこの計画に投じられました。初期段階では新規資金の流入が続いたため、一見して正常に機能しているように見えました。
詐欺が露見した経緯
しかし、投資者が利益の引き出しや元金の返金を試みた際に、詐欺の実態が明らかになりました。プラットフォーム運営者は突然すべての出金をブロックし、投資者はアカウント残高にアクセスできなくなりました。犯人および現地の仲介者に連絡を取ろうとした被害者には、曖昧な約束だけが与えられた後、全ての連絡が遮断されました。
警察への相談と法的措置
深刻な経済的損失に直面した被害者のAnoop Singhは、取引記録と犯人の身元を記したデリー警察への苦情申し立てを試みました。しかし警察レベルでの進展がないため、その後デリーの警察本部長に正式な要望書を提出しました。それでも正式な捜査が開始されなかったため、被害者は裁判所に提訴し、警察に対して刑事事件の登録を命じるよう司法判断を求めました。
今後の調査
裁判所がこの請願を認める場合、法執行機関は以下を調査することになります:
- 約12億円が実際に正規の仮想通貨取引所やフォレックス取引プラットフォームで運用されたのか、それとも新規資金で旧資金を返金するポンジスキーム(ねずみ講)だったのか
- 詐取された資金がどこに流れたのか、犯人および共謀者の銀行口座や仮想通貨ウォレット、不動産取得を追跡すること
被害を防ぐポイント
高い利回りは危険信号です。月5~6%の利益は通常の投資では実現不可能な高さです。正規の投資商品は透明性が高く、実績のある企業が提供しています。
正規性を確認しましょう。投資を勧める企業やプラットフォームが正規に登録されているか、金融監督機関のウェブサイトで確認します。デジタル資産の取引にはリスクが伴うため、信頼できる正規機関を使用してください。
SNSやメッセージアプリでの勧誘は避けてください。正規の金融機関はこのような非公式なチャネルで投資を勧誘しません。
紹介制度は詐欺の兆候です。既存の投資者を紹介すれば手数料が得られるという仕組みは、ポンジスキームの典型的な特徴です。
相談窓口
不審な投資勧誘を受けた場合や詐欺被害の疑いがある場合は、速やかに地元警察に相談してください。また、政府の金融監督機関にも報告することをお勧めします。
情報源: The420.in