偽の投資プラットフォームを通じた詐欺がアルゼンチン・バイア州でも発生
アルゼンチンのバイア州で、偽の投資ブローカープラットフォーム「RoboBroker」を使用した詐欺が複数件報告されました。被害者は高い利回りを約束されて資金を投入させられ、引き出し要求時に税務申告や海外送金を要求されるという手口が確認されています。スペインやベルギアなど複数国で当該プラットフォームが詐欺リストに登録されています。
詐欺の手口
「RoboBroker」または「RoboBroket Global Markets Ltd」と名乗る偽の投資プラットフォームが、以下の方法で被害者を獲得しています。
勧誘段階
- InstagramやFacebookなどのソーシャルメディアでの広告投稿や直接メッセージ
- 銀行代表やファイナンシャルアドバイザーになりすましての電話勧誘
- 「合法的で専門的」という装いで、暗号資産(ビットコイン、イーサリアムなど)や株価指数などの金融商品への投資を提案
資金の吸上げ
- 初期投資として5,000米ドル程度の入金を要求
- 専門家と称する複数の人物がプラットフォーム内やWhatsApp、電話を通じて「取引指導」を提供
- 最初の数ヶ月は4,000米ドル程度の少額な「引き出し」を許可し、合法性と信頼性を装う
- 「市場の下落に対応するため、より多くの資金が必要」と説得し、継続的な追加入金を要求
- プラットフォーム上で架空の高額利益(初期投資35,000米ドルに対して200,000米ドル近い残高表示など)を表示
出金拒否と追加要求
- 被害者が出金を申し出ると、要求は承認されず、数週間にわたって放置される
- その後、「海外の税務申告、財務諸表報告、税金納付が必要」という口実を持ち出す
- 「セキュリティ上の理由」や「資本洗浄規制に違反する可能性」という脅迫的な説明で、さらに23,500米ドルなどの追加送金を要求
- 送金拒否時には口座を「停止、制限、またはブロック」すると脅迫
見分け方のポイント
- 異常に高い約束利回り:正規の低リスク投資は年4~8%程度が標準。月15~20%という利回りは詐欺の可能性が極めて高い
- 偽造サイト:正規の投資プラットフォームは金融当局に登録されている。アルゼンチン国家証券委員会(CNV)のウェブサイトで合法的な事業者を確認できる
- 有名人や既知の人物を使用した広告:AI技術を悪用して架空の推奨動画や画像が作成される
- 早期の小額引き出し許可:信頼を構築してから大口の追加投資を促す手口
- アクセント付きの外国語話者や海外登録ドメイン:多くは国外から運営されている
被害防止のポイント
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金融当局への登録確認を必須に:投資プラットフォームを利用する前に、アルゼンチン国家証券委員会(CNV)の公式ウェブサイトで合法事業者として登録されているか確認する
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資格を持つアドバイザーに相談:正規のファイナンシャルアドバイザーや証券会社(sociedad de bolsa)を通じた投資のみ行う
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不可解な出金制限に警戒:合法的なプラットフォームは正当な理由なく出金を拒否しない。拒否や遅延が生じたら詐欺と疑う
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追加送金要求に応じない:税務手続きや「セキュリティ費用」名目の追加入金要求は詐欺の典型的な手口
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友人や家族に相談:投資判断の前に、複数の信頼できる専門家の意見を求める
報告と相談窓口
- アルゼンチン国家証券委員会(CNV):公式ウェブサイトで詐欺プラットフォームに関する情報提供が可能
- 地元検察機関(UFIJ):被害が確認された場合は刑事告発を検討
- 法律専門家:詐欺の可能性がある場合は、弁護士の相談を受けることが重要
国際的な警告
スペインの国家証券委員会(CNMV)とベルギーの金融サービス・市場局(FSMA)は、RoboBrokerを詐欺プラットフォームのリストに登録し、偽造ドメインの使用と虚偽の利益約束についての警告を発行しています。
情報源: La Nueva