キプロス:61歳男性が暗号資産投資詐欺と返金詐欺で77,600ユーロ以上を被害
キプロスのパフォス在住の61歳男性が、暗号資産投資詐欺と返金詐欺の2つの関連する詐欺により、77,600ユーロ以上の損失を被った。最初は社交メディアの広告で暗号資産投資に勧誘され、その後、返金を名目とした追加詐欺の被害に遭った。
詐欺の手口
第1段階:暗号資産投資詐欺
2026年2月中旬、被害者は社交メディアで暗号資産への投資を勧める広告を目にしました。アプリを通じて英語を話す女性と連絡を取り、その指示に従って銀行口座から6,200ユーロを暗号資産に換えて、未知のデジタルウォレットに送金しました。
その後、被害者には投資を追跡できるリンクが提供され、画面上には利益が増加している様子が表示されました。しかし資金を引き出そうとすると、3,222ユーロの追加支払いを求められました。この時点で詐欺に気づき、女性との連絡を断ちました。
第2段階:返金詐欺
1ヶ月後、ギリシャ語を話す2人の男性から電話がかかりました。彼らはオンライン詐欺の返金専門家であると称し、最初の損失を取り戻し、前回の投資から得たはずの利益も引き出すことができると約束しました。
2026年3月20日から7月27日にかけて、被害者は複数回にわたって指定された海外口座に送金しました。手数料や税金など、様々な名目で支払いが要求されていました。被害者は最終的に何も受け取ることなく、2度目の詐欺の被害に遭ったことに気づきました。
見分け方と警告サイン
- 社交メディアで予期しない投資の勧誘を受ける
- 英語やその他の言語を話す見知らぬ人物と、セキュリティの低いアプリケーション経由で連絡を取る
- 追跡可能なリンクで架空の利益が表示される
- 資金引き出し時に追加費用の支払いを求められる
- 返金を名目とした追加の支払い要求
- 利益や返金について具体的な証拠書類を提供できない相手
被害を防ぐポイント
- 未知の相手からの投資勧誘には応じない
- 金融商品への投資は、規制当局に登録されている正規の機関のみを通じて行う
- デジタルウォレットへの送金の前に、必ず機関の公式情報を確認する
- 投資利益の引き出しで追加費用を求められたら、詐欺と判断する
- 返金専門家と称する者の連絡には応じない。返金が必要な場合は、公式な法的手段を通じる
- 金銭の移動を伴う話には、必ず家族や信頼できる第三者に相談する
相談窓口
キプロスの被害者は、パフォス刑事捜査課に連絡してください。日本においても、暗号資産詐欺は増加しています。被害に遭った場合は、地域の警察または消費者庁に報告してください。
情報源: Cyprus Inform