「誤送信」を装った詐欺が多発—親密さを利用した暗号資産投資詐欺の手口
複数国の消費者保護機関が、誤送信を装ったテキストメッセージ詐欺の増加を警告しています。詐欺師は無関係な相手に「明日のランチの約束は変わらない?」などのメッセージを送り、返信した相手と数日から数週間かけて信頼関係を構築した後、暗号資産取引への投資を持ちかけます。被害者は少額の入金から始めるよう勧められ、偽造された利益画面を見せられた後、より大きな送金を強要されます。
詐欺の概要
複数国の消費者保護機関が、「誤送信」という名目で始まるテキストメッセージ詐欺の急増を報告しています。この詐欺は一見無害に見える誤送信から始まるため、警戒心が低くなりやすいという特徴があります。
手口の流れ
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初期接触:「明日のランチの約束は変わらない?」など、あたかも知り合いへの誤送信に見えるメッセージが届きます
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関係構築:受信者が「番号を間違えたのでは」と返信すると、詐欺師は謝罪し、親密な会話を数日から数週間かけて続けます
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信頼醸成:日常的な雑談を通じて、詐欺師と受信者の間に疑似的な友人関係が形成されます
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勧誘開始:信頼が十分に構築されたタイミングで、詐欺師は「最近良い投資機会がある」と暗号資産取引プラットフォームへの投資を提案します
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段階的な資金移動:初めは小額の入金(数百~数千円程度)を促されます。その後、詐欺師は偽造された利益ダッシュボード画面を提示し、実際には存在しない利益を表示します
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大口出金要求:「利益が出ている」という偽の情報を信じた被害者は、さらに大きな金額の送金を強要されます
見分け方と警戒点
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知らない番号からの親密なメッセージに注意:本当の誤送信であれば、返信に対して長期間の会話は続きません
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聞いたことのない投資プラットフォーム:提案される取引プラットフォームが実在し、適切に規制されているかを確認してください。金融庁やFCAなどの公式リストで確認できます
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短期間での急激な利益の約束:実際の投資では、短期間で大きな利益が出ることはありません
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ダッシュボード画面の信頼性確認:プラットフォームに直接ログインして、表示される利益を確認することはできません。これは警告信号です
防止策
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見ず知らずの人からの投資提案は常に疑う:特に数週間の会話を経た後であっても、その人物が本当に信頼できるかを検証してください
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独立した確認を取る:投資プラットフォームについて、詐欺師ではない第三者(家族や信頼できる友人、公式な金融機関など)に相談してください
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入金前に公式情報を確認:金融庁の登録業者検索やネット上の評判をチェックしてください
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出金テストを実施:小額を入金した場合でも、その資金を実際に出金できるかを確認してからさらに送金することが重要です
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送金は基本的に回収不可:特に暗号資産への送金は取り消せません。詐欺に気づいたら、すぐに当局に報告してください
相談窓口
詐欺の被害に遭った、または疑わしいメッセージを受け取った場合は、以下に報告してください:
- 各国の消費者保護機関
- 警察の詐欺相談窓口
- 暗号資産が関係している場合は、関連する金融規制当局