ロマンス詐欺で500万元超を搾取、台北警察が車手を逮捕
台北市内湖警察署は、ネット交友を装ったロマンス詐欺事件で容疑者を逮捕しました。被害者は昨年9月にSNSで知り合った女性に信頼を築かれた後、高利回りの投資話で誘われ、6回にわたり計500万元以上を失っています。警察は現場で30万元の現金と犯罪用携帯電話を押収しました。
事件の概要
台北市内湖警察署は、ネット交友を名目としたロマンス詐欺事件で、金銭を受け取る役割を担う「車手」と呼ばれる容疑者を逮捕しました。瑞光路周辺での張り込み作戦により、被害者から交付されたばかりの現金30万元を押収し、その場で身柄を確保しました。
手口の詳細
詐欺グループは以下のような流れで被害者をだまし取っています:
- 接触段階:SNSで魅力的な異性のプロフィール画像を使用し、被害者に接近します
- 信頼構築:温かみのあるメッセージで親密な関係を演出し、相手の信頼を獲得します
- 投資勧誘:「高い利回りが保証されている」「確実に儲かる」などの話術で、投資話を持ちかけます
- 繰り返し搾取:被害者が複数回にわたって資金を振り込むよう誘導し、継続的に金銭を巻き上げます
本事件では、被害者が昨年9月から複数回(少なくとも6回)にわたって現金を手渡しており、累計被害額は500万元を超えています。
見分け方と警戒ポイント
- SNSで唐突に接近してくる異性、特に顔写真が異常に美しい場合
- 短期間で親密さを急速に深めようとする相手
- 投資話を持ちかけるタイミングが自然でなく、相手の生い立ちや職業の説明が曖昧
- 「保証される」「損しない」などの言葉で投資話を進める
- 対面での現金受け渡しを強く要求される
- 投資内容や企業について明確な情報を提供できない
被害を防ぐための対策
- 投資は公式チャネルで:政府に登録された正規の金融機関や証券会社を通じてのみ投資を行う
- ネット上の投資勧誘に注意:来歴不明なアカウントからの投資話は即座に拒否する
- 現金の手渡しは拒否:正規の投資であれば、銀行口座や公式プラットフォームでの取引が基本です
- 信頼できる人に相談:投資話を持ちかけられたら、家族や信頼できる人に相談する
- 情報確認:企業や投資商品が本当に存在するか、公式ウェブサイトなどで確認する
相談窓口
- 緊急時:110番通報
- 詐欺相談専線:165(反詐欺ホットライン)
警察当局は、ネット交友は詐欺の入口になりやすいことに注意を呼びかけています。甘い言葉や急速な信頼構築は詐欺の典型的な手口です。
情報源: 匯流新聞網