世界詐欺最前線世界の詐欺ニュースと手口を毎日更新
トップに戻る
その他の新手口公開日: 2026年8月16日オーストリア

偽のロト券を使った路上詐欺 米国で高齢女性が5000ドル相当の宝飾品をだまし取られる

ニューヨークで69歳の女性が、偽のロト券で5000ドル相当の宝飾品をだまし取られました。詐欺師らは当選券を自分たちで換金できないと嘘をつき、女性を薬局に送って逃げました。オーストリアでも同様の詐欺が報告されており、当選金の受け取り前に支払いを要求する手口が多く見られています。

詐欺の手口

ニューヨークのクイーンズ地区で2人の男性が69歳の女性に対して詐欺を実行しました。当日午前10時50分頃、男性らは灰色のBMW SUVで女性に近づき、当選ロト券を持っているが自分たちの居住ステータスの都合で換金できないと主張しました。

女性がこの話を信じ、宝飾品(約5000ドル相当)をこの偽の当選券と交換した後、詐欺師らはさらに近くの薬局で鎮痛剤を買うよう女性に頼みました。女性が店に入った隙に、男性らは宝飾品を持ったまま逃げたのです。

類似詐欺のパターン

オーストリアでも同様の詐欺が報告されています。特に「ユーロミリオン」の名称を使った詐欺では、被害者に対してほぼ10万ユーロ以下の当選金を約束した上で、「輸送保険」という名目でトルコ銀行口座への支払いを強要する手口が多く見られています。

詐欺師らは実在する企業の名前に似た「ユーロミリオンズウィン」や「勝利オーストリアGmbH」といった組織名を使用し、公式のロゴや企業登録番号を無断で使用することで信頼性を演出しています。

見分け方のポイント

  1. 正規の宝くじ機関は電話でのマーケティングを行わない オーストリア宝くじ(Österreichische Lotterien)やwin2dayは電話による営業活動をしていません。電話や電子メールで個人情報や銀行情報を求められたら、それは詐欺の可能性が高いです。

  2. 当選金の受け取り前に支払いを要求される場合は詐欺 本物の宝くじの場合、当選金を受け取る前に手数料や保険料を払う必要はありません。このような要求が来たら即座に断ってください。

  3. 会社名や登録番号が似ていても安心できない 実際の企業に似た名前を使うことは詐欺師の常とう手段です。信頼できると思った場合でも、公式ウェブサイトで確認するか、正規のお客様窓口に直接電話して確認することが重要です。

被害防止のポイント

  • 路上で見知らぬ人から「当選券を換金してくれないか」と言われても、絶対に応じてはいけません
  • 貴重品の交換に応じる前に、相手の身元を確認してください
  • 宝くじ関連の連絡は必ず公式の電話番号(公式ウェブサイトに記載)に掛け直して確認しましょう
  • 振込や支払いを求められたら、一度冷静になって信頼できる人や公的機関に相談してください

相談窓口

オーストリアでこのような詐欺を目撃または被害を受けた場合は、地元の警察(緊急時は133)または消費者保護機関に報告してください。米国での報告はFBI(IC3.gov)でも可能です。

情報源: Heute

シェア