孫への給付金名目で高齢者をねらう詐欺SMSが急増中
ロシアで祖父母の日を前に、詐欺師たちが高齢者に対し「孫への給付金」という名目で詐欺的なSMSを大量送信しています。メッセージは政府サービスポータルなどになりすまし、フィッシングリンク経由で個人情報や銀行口座情報の入力を促しています。
詐欺の概要
ロシアで10月28日の祖父母の日を前に、高齢年金受給者を狙ったフィッシング詐欺が増加しています。詐欺師は孫に関連した給付金が支給されるという虚偽の情報をSMS経由で送信しています。
手口の説明
詐欺者は以下のような方法で被害者を狙います:
- なりすまし:SMS送信時に、政府サービスポータル(Госуслуги)、モスクワ市ポータル(Мос.ру)、多機能センター(МФЦ)、区役所、社会保障局など、実在する公共機関になりすまします
- 虚偽の名目:孫のための「国から支給される給付金」が受け取れると装って送信します
- フィッシングリンク:メッセージに含まれるリンクをクリックさせ、ウェブサイトに誘導します
- 個人情報収集:フィッシングページで、被害者に対し「受け取り手続き」という名目で、本人と孫の個人情報や銀行口座情報の入力を要求します
被害の実態
被害者が個人情報と銀行データを入力すると:
- 銀行口座から無断で金銭が引き出されます
- 本人と孫の個人情報が悪用されるリスクが生じます
- その後のなりすまし詐欺や身分詐欺の対象になる可能性があります
見分け方と対策
警戒すべき点
- 政府機関から突然、孫に関する給付金の案内が来ることはごく稀です
- 本当の給付金は、申請者が自ら申請手続きを行うのが通常で、SMSで急かされることはありません
- 正規の政府機関は、SMS経由で金銭に関する個人情報入力を要求しません
- 「急いで手続きしてください」「今だけの特別な給付」といった緊急性を煽る文言は詐欺の典型的な手口です
対策方法
- 不明なリンクをクリックしない:SMS内のリンクは絶対にタップしないでください
- 公式サイトで直接確認:給付金について知りたい場合は、SMSのリンク以外の方法で公式ウェブサイトにアクセスしてください
- 電話で公式機関に問い合わせ:SMS内の電話番号は使わず、公式サイトに記載された電話番号で確認します
- 個人情報は決して入力しない:SMS経由で個人情報や口座番号を入力することはありません
- 第三者に相談:不明なメッセージが届いたら、家族や友人に相談してから行動してください
- SMS提供元を確認:発信元の電話番号が本当に公共機関のものか確認します。民間の詐欺集団は政府機関の番号に見えるような番号を使用することがあります
相談窓口
- ロシア公共会議室(Общественная палата России):詐欺情報の報告
- ロシア警察:詐欺の被害届や情報提供
- 銀行カスタマーサービス:不正引き出しの報告
- 各地域の社会保障局:給付金の真偽確認
被害に遭った、またはこのようなSMSを受け取った場合は、速やかに警察に報告してください。
情報源: PITER TV