ロシア警察、国際的な電話詐欺ネットワークの技術担当者を逮捕
ロシアのサンクトペテルブルク警察とFSBは、海外のコールセンターから詐欺電話をかけるための機器を操作していた18歳の男を逮捕しました。男はGSM通信機器をレンタル住宅に設置・管理し、詐欺師たちが追跡を逃れて大量の電話をかけられるようにしていました。
事件の概要
サンクトペテルブルク警察とロシア連邦保安庁(FSB)は、国際的な電話詐欺ネットワークの技術サポート要員として機能していた18歳の容疑者を逮捕しました。調査によると、容疑者は海外のコールセンターを拠点とする詐欺師たちが、ロシア国内の市民に対して詐欺電話をかけるための技術インフラを整備していました。
手口の詳細
容疑者はメッセージアプリを通じて詐欺グループに勧誘されました。その主な役割は:
- GSM通信機器(ゲートウェイ)の設置と保守:詐欺師たちが数千の電話をかけることを可能にし、セキュリティシステムによる検出を回避させていました
- 偽装と移動:捕捉を避けるため、5日ごとにレンタル住宅を変え、機器を「音声増幅装置」として装っていました
- 拠点の選定:1階にバーや店舗がある繁華な建物を借りることで、人目につきにくくしていました
容疑者は週約5万4500ルーブル相当の暗号資産での報酬を受け取っていました。
警察の捜査と押収物
捜査により、警察は以下の物品を押収しました:
- GSM通信機器複数台
- ルーター
- リモートアクセス用プログラムがインストールされたノートパソコン
- 監視カメラ
- 詐欺グループとの連絡を示すメッセージが含まれた携帯電話
法的側面
当局は「加入者端末を使用したトラフィック不正通過またはバーチャル電話交換機の違法使用罪」で起訴しました。裁判所は容疑者を拘置所に送致しました。現在、警察は共犯者の特定と他の違法行為の追及を進めています。
詐欺被害から身を守るポイント
見分け方:
- 突然かかってきた電話で、銀行職員や政府機関の職員を名乗る場合は注意が必要です
- 発信番号が短時間で変わる、または不自然な電話は疑いましょう
- 急いで個人情報や金銭を要求する通話には応じてはいけません
対策:
- 不審な電話の場合、すぐに電話を切り、公式の連絡先に直接確認を取ってください
- 金銭や個人情報の要求には決して応じないようにしましょう
- 被害を受けた場合は、すぐに警察に報告してください
情報源: 47Channel.