オンライン引流から対面洗脳へ:高齢者を狙う新型複合詐欺が横行
中国で高齢者を対象とした新型詐欺が急増しており、SNS上での虚偽広告で信頼を構築した後、外地での「封闭培训」(密閉研修)に誘い出して大金を搾取する手口が確認されている。駅での警察官による早期発見で2名の被害が未然に防がれた。
詐欺の仕組み
この詐欺は「オンライン引流・線下洗脳」型の複合詐欺で、以下のステップで展開されます。
第1段階:オンライン引流
- 短動画プラットフォーム上に「ゼロから始めるネットショップ、月収1万元以上」といった虚偽広告を投放
- 「国家の起業支援事業」といった名目で高齢者の関心を引き付け
- YouTubeやWeChatなどを通じ長期の「授業配信」を行い、信頼を醸成
第2段階:心理操作
- 信頼関係が構築された後、所謂「助教」のWeChat アカウントへのフォローを誘導
- 「コア研修に参加して初めて内部名額が得られる」といった名目で外地への参加を要求
- 事前に「訓練内容は秘密にする、家族には言わないこと」と強調
第3段階:対面での搾取
- 一度被害者が属地を離れて警察の視線から逃れると、詐欺師は心理的圧力を加えて大金を搾取
- 数千から数万元規模の「研修費」「加盟費」を要求
- 家族や当局との連絡が途絶えた状態での詐欺実行
見分けるポイント
- 秘密厳守の要求:家族に知らせないよう指示する行為は常識に反しており、詐欺の重大な警告信号
- 外地参加の強要:「対面でしか行えない」という理由での異地での活動参加要求
- 曖昧な講師情報:講師や運営機関の背景が明確でない場合
- 「低敷居・高リターン」の謳い文句:経済的現実に即さない約束
予防のポイント
高齢者向け
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3つの底線を守る:
- 見知らぬ直播(ライブ配信)宣伝を軽信しない
- 見知らぬ口座への送金をしない
- 不明な活動への独断での外地参加をしない
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大きな決定の前に必ず信頼できる家族や友人に相談する
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オンラインで知り合った人物からの急な行動要求には応じない
家族・介護者向け
- 高齢者のネット利用動向を定期的に確認
- 不審な直播頻繁視聴や外出計画の検出時に、すぐに本人と話し合い確認
- 疑わしい動きが見られたら即座に110番通報
相談・通報先
- 緊急時:110番(警察)
- 詐欺の疑い:属地の公安機関に相談
- 証拠保全:WeChat、銀行の取引記録などを保存しておく
情報源: 手机网易网