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高齢者詐欺公開日: 2026年8月29日ロシア

モスクワの高齢年金受給者が電話詐欺で17.2百万ルーブルを失う

モスクワで78歳の年金受給女性が電話詐欺の被害に遭い、17.2百万ルーブルを失いました。水道メーター点検という名目で信頼を得た詐欺師らが、その後「申告口座」への送金を説得し、女性は現金を詐欺師に引き渡してしまいました。

詐欺の手口

この事件は複数段階の策略で実行されました。被害者の女性はまず、水道メーターの封印を点検する必要があるというSMS通知を受け取りました。当然だと思った彼女は、メッセージに記載されていた番号に電話をかけてしまいました。その際、詐欺師はSMSの認証コードを聞き出すことに成功しました。

その後、詐欺師は「法執行機関の職員」になりすまし、被害者に電話をかけました。詐欺師らは、彼女の個人情報が犯人に盗まれており、その情報を使って違法な活動が行われる可能性があると主張しました。さらに、資金を「安全な口座」に移すことで保護できるというウソをつき、女性を説得して現金を引き出させました。女性は複数回にわたって現金を詐欺師の手先に引き渡し、合計17.2百万ルーブルを失いました。

見分けるポイント

・政府機関や公共事業者が正当な理由で金銭を要求することはほぼありません。メーター点検や個人情報確認という名目での現金送金要求は必ず詐欺です。

・当局の職員は公式の連絡手段を通じて個人に接触します。突然の電話やSMSからの番号へかけ直すよう指示されたら警戒すべきです。

・真の当局職員は、「安全な口座への送金」や「申告口座への振込」といった曖昧な説明をしません。

・友人や家族の確認なく重大な決断をすることは避けましょう。この事件でも、女性は息子に相談してようやく詐欺に気づきました。

被害を防ぐための対策

・公共料金やメーター点検に関する連絡は、公式の電話番号や窓口で直接確認しましょう。受け取ったSMSやメールの番号に電話をかけ直すべきではありません。

・当局やサービス事業者から金銭送付の指示を受けたら、別の手段(公式ウェブサイトの番号など)でその機関に直接問い合わせてください。

・認証コード(ワンタイムパスワード)を第三者に教えてはいけません。真の金融機関や当局職員は、このようなコードを要求することはありません。

・大きな決断をする前に、配偶者や子ども、信頼できる第三者に相談しましょう。

相談・報告窓口

被害者は地域の検察庁または警察に被害を報告できます。ロシアでは詐欺事件の増加に伴い、高齢者向けの啓発活動が進められています。

情報源: Финансы Mail

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