マッチングアプリを悪用した暗号資産詐欺事件、5人逮捕―愛知県警
愛知県警は、マッチングアプリで出会った女性になりすまし、男性から暗号資産をだまし取った詐欺事件で、結婚相談所代表を含む5人を逮捕しました。約280人の女性アルバイトを使用して5600人以上の男性情報を収集し、他の詐欺グループとも連携していたとされています。
事件の概要
愛知県警は2024年9月2日、マッチングアプリを使用した詐欺事件で5人を逮捕しました。逮捕容疑は、昨年11月にマッチングアプリで知り合った女性になりすまし、東京都多摩市の男性に投資話を持ち掛けて、計15万円相当の暗号資産を送らせたというものです。
手口の詳細
この詐欺グループは以下のような組織的な手口を使用していました:
- 女性アルバイトの募集:SNSで約280人の女性にアルバイトとして応募させました
- 情報収集:これらの女性を結婚相談所の営業補助などの名目でマッチングアプリに登録させ、男性ユーザーのLINE IDや年収などの個人情報を聞き出させました
- 大規模な情報蓄積:少なくとも5,600人以上の男性情報を収集しました
- 詐欺の実行:集めた情報を他の特殊詐欺グループと共有し、暗号資産やその他の金銭をだまし取っていました
見分け方と注意点
詐欺的なマッチングアプリのやり取りの特徴
- 早期の投資勧誘:出会ってすぐに投資話が持ち出される
- 情報の詮索:LINEやメール、年収、職業などを詳しく聞かれる
- プロフィール情報の矛盾:写真の質が低い、プロフィールに不自然な点がある
- 急な金銭要求:投資名目で暗号資産の送金を促される
- アプリ外への誘導:LINEやメールアドレスの交換を急がせられる
被害を防ぐためのポイント
- 個人情報の厳格な管理:マッチングアプリで年収や職業、家族構成などの詳細情報を容易に教えない
- 投資勧誘への警戒:出会ったばかりの人からの投資話は疑う
- 暗号資産への慎重さ:理由があいまいな暗号資産の送金要求には応じない
- 相手の身元確認:可能な限り実在する人物かどうかを確認する
- 公式アプリの使用:評判の良い公式なマッチングアプリを利用する
- 家族や友人への相談:怪しいと感じたら、周囲に相談してから行動する
相談窓口
- 警察本部の相談窓口:都道府県警察の特殊詐欺対策窓口
- 消費者庁:全国の消費生活センター(188番で繋がります)
- 国民生活センター:詐欺被害の相談・報告
- 各マッチングアプリの運営会社:不審なユーザーの報告機能を利用
注意
暗号資産は一度送付すると取り戻すことが極めて難しい特性があります。金銭的な要求には慎重に対応し、疑わしい点があれば送金前に警察や消費者センターに相談することが重要です。
情報源: dメニューニュース