ベトナムの宝くじ販売代理店を狙う改ざん詐欺が横行
ベトナムのハー・ジャン省で、宝くじ販売代理店を狙う新たな詐欺手口が報告されている。詐欺師は販売票の記録改ざんにより、実際には購入者のものではない当選番号を作成し、代理店に賞金を支払わせる手口である。
詐欺手口の概要
ベトナム・ハー・ジャン省で、宝くじ販売代理店を狙う改ざん詐欺が報告されている。詐欺師は販売プロセスの隙をついて、顧客が記入した当選予想番号を改ざんし、実際の抽選結果と一致させることで不正な賞金請求を行う。
具体的な手口
詐欺師は以下のプロセスで詐欺を実行する:
- 初回接触:顧客が宝くじを購入する際、「急用がある」などの理由を述べ、通常の記入手続きに従わず、自分で持参したペンを使って取引記録簿に番号を記入する
- 隙をついての改ざん:翌日の抽選結果発表後、詐欺師は再び販売代理店を訪れ、記録簿の確認を口実に照合を始める
- 記録の改ざん:代理店スタッフが他の業務に気を取られている隙をついて、記録簿の番号を消去・修正し、抽選結果と一致する番号に変更する
- 賞金詐取:改ざんされた記録を根拠に、架空の当選賞金を請求・獲得する
2026年7月中旬、ハー・ジャン1地区の女性販売代理店がこの手口の被害者となり、800万ドン以上の賞金を詐欺師に支払わされた。
見分け方と警告信号
- 販売プロセスの通常手続きに従わない顧客の行動
- 記入手続きを急かしたり、スタッフに記入をさせない顧客
- 抽選結果発表直後に速やかに来店し、記録簿の確認を求める顧客
- 取引記録に不自然な点や改ざん痕がないか確認する
被害防止対策
ハー・ジャン県建設宝くじ会社およい当局は以下の措置を推奨している:
- 絶対遵守事項:顧客に記録簿への直接記入を許可しない
- 手続き厳格化:すべての当選予想番号記入は販売代理店スタッフが実行し、顧客には記入させない
- 記録簿の管理強化:取引記録簿の改ざん防止のため、各取引ごとに日付・タイムスタンプ、スタッフのサイン記入を徹底
- 顧客監視:不審な行動や異常な接近を示す顧客に対しては、即座に疑わしい点を報告
- 定期確認:取引記録の定期的な第三者による監査と照合
ハー・ジャン県には約400の宝くじ販売代理店があり、これは新種の詐欺手口として広がる可能性がある。
相談・通報窓口
不正行為や詐欺の疑いを発見した場合は、直ちに以下に通報すること:
- ハー・ジャン県建設宝くじ会社(地方当局)
- 地域の警察・公安機関
- 適切な行政機関への報告
情報源: Báo Tuyên Quang