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高齢者詐欺公開日: 2026年8月19日イタリア

イタリア全土で高齢者詐欺摘発 偽装カラビニエーリ詐欺グループ3人逮捕

イタリアの当局は2025年1月に開始された捜査により、高齢者を標的とした組織的詐欺を行っていた犯罪グループを摘発しました。偽の警察官を装って電話をかけ、家族が事故や逮捕に遭ったと告げて金銭や宝飾品を要求する手口が使われていました。3人が逮捕され、18件の詐欺が確認され、約5万ユーロが回収されました。

詐欺の概要

2025年1月、イタリアの当局はナポリ、カセルタ、イセルニア、サレルノ県にまたがる高齢者詐欺組織の摘発作戦「ベスビオの煙2」を実行しました。この作戦により、全国規模で活動していた組織的な詐欺グループが解体され、3人が逮捕、3人に移動禁止令が出されました。

手口の詳細

犯罪グループの手口は以下のように段階化されていました:

1. 被害者の選別と接触 電話帳やオンライン検索を通じて高齢者を特定し、計画的にターゲットにしました。

2. 心理的孤立化 詐欺師(テレフォニスト)が警察官や司法関係者を装い、継続的に電話をかけて被害者に心理的プレッシャーを与えました。

3. 金銭要求 テレフォニストは、家族が交通事故に遭ったや強盗罪で逮捕されたなどの嘘を告げ、保釈金や損害賠償金の名目で現金や宝飾品の提供を要求しました。

4. 実行犯による奪取 弁護士や公務員を装った別の実行犯(エサットーレ)が被害宅を訪問し、実際に金銭や宝飾品を回収して逃走しました。被害者は数時間後に詐欺に気づくという構図でした。

組織構造

この犯罪組織はピラミッド型の階層構造を持っていました:

  • 頂点:組織の指導者たち(ナポリ郊外の30代男性を中心)
  • 中層:テレフォニスト(主にナポリの旧市街地から運用)
  • 下層:実行犯(金銭奪取担当)、その他支援メンバー

その他のメンバーは、通信事業者の契約名義貸し、レンタカー手配、回収した宝飾品の処理、臨時要員の採用などを担当していました。

被害規模と発覚の経緯

捜査は2025年1月25日、トリエステのアウリシナで高齢の夫婦が詐欺を回避したことに端を発しました。同日、実行犯はムッジャで別の高齢女性から金銭と宝飾品を盗み取りました。トリエステのカラビニエーリ調査部隊がこの若い実行犯を特定し、その後、全国的な捜査ネットワークを通じて組織全体を明らかにしました。

捜査により以下が確認されました:

  • 逮捕者:8人
  • 自由身分での被告人:19人
  • 確認された詐欺件数:18件
  • 回収額:約5万ユーロ(特に1件で3万3千ユーロを回収)
  • 被害地域:フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、ヴェネト州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、エミリア・ロマーニャ州、ウンブリア州、マルケ州、カンパニア州

被害を防ぐポイント

警戒すべき兆候

  • 警察官や司法関係者を名乗る人物からの突然の電話
  • 家族が事故や逮捕に遭ったという悲劇的な話
  • すぐに現金や宝飾品を提供するよう求める指示
  • 他人に話さないよう促す指示

対策方法

  • 警察を装った電話であっても、一度電話を切り、公式な番号に自分から電話をかけ直す
  • 家族が事故や逮捕に遭ったという告知を受けた場合、まず家族に直接連絡をして事実確認する
  • 金銭や宝飾品を要求されても、焦らず時間をかけて信頼できる人物に相談する
  • 銀行口座や現金の移動を指示されても応じない

相談窓口

このような詐欺の被害に遭った、または疑わしい電話を受けた場合は、イタリア全国のカラビニエーリ司令部(Carabinieri)に通報することを強く勧めます。

情報源: Virgilio Notizie

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