イタリアで高齢者狙いの侵入詐欺、監視カメラが被害を防止
イタリア南部バーリ県コラート市で、3人の詐欺師が「親戚だ」と偽って高齢夫婦の自宅に侵入しようとした事件が発生。子どもたちが監視カメラの映像をリアルタイムで見守っていたため、警察に通報して被害を防ぐことができました。
詐欺の手口
コラート市で発生したこの事件では、詐欺師3人が高度な社会工学的手法を用いました。インターホンで「おばさん、僕だよ。ドアを開けて」と親戚のように親密な呼びかけをし、ドアが開くと自然な態度で振る舞い、抱擁するなど家族になりすましました。一度屋内に侵入した後、2人が高齢者をバルコニーに留めておき、残りの1人が寝室に移動して金銭や貴重品を探すという組織的な犯行でした。
見分け方と警告サイン
・インターホンで呼びかける人物の声や顔が、実際の親戚と異なる ・親戚からの事前連絡がないのに訪問しようとする ・ドアの前で身分確認に応じない、または曖昧な返答をする ・親戚になりすましているのに、家族しか知らないはずの情報を知らない ・複数人で訪問し、一部が他の部屋に行こうとする
被害を防ぐポイント
・インターホン越しに相手の身元を確認し、親戚であっても顔を確認する ・突然の訪問は断り、事前に親戚に確認する ・自宅に親戚以外の人物がいる場合、複数人での行動を警戒する ・監視カメラやインターホン付きビデオ通話機能の導入を検討する ・高齢の家族に対し、このような詐欺手口の存在を事前に知らせておく ・玄関に施錠を複数つけ、容易には開かないようにする
相談窓口
イタリア: ・Polizia di Stato(国家警察):113番 ・Carabinieri(カラビニエリ):112番
日本: ・警察相談専用電話:#9110 ・警察緊急通報:110番 ・全国消費生活センター:188番
情報源: Il Fatto Quotidiano