ガーナの双子兄弟とハワイの女性、900万ドル超のロマンス詐欺で有罪認否
ガーナ出身の22歳の双子兄弟ジャマルとカマル・アブバカリ、およびハワイ在住の53歳の女性アマンダ・オポク・ボアチエが、米国、ドイツ、オーストリアの高齢者を狙ったロマンス詐欺で900万ドル以上を詐取した共謀罪で有罪認否しました。2024年7月から2026年4月にかけて、偽のプロフィールを使用してマッチングサイトやSNSで被害者と恋愛関係を構築し、送金させていました。
詐欺の手口
この事件では、ガーナのジャマル・アブバカリ(22歳)、カマル・アブバカリ(22歳)とハワイのアマンダ・オポク・ボアチエ(53歳)が、国際的なロマンス詐欺グループの一員として機能していました。
事件発生期間は2024年7月から2026年4月で、容疑者らは以下の手法を用いて被害者を欺いていました。
- 偽のプロフィール作成:マッチングアプリやSNSで架空の人物像を構築
- 信頼関係の構築:時間をかけて被害者との感情的な絆を深める
- 嘘の理由での送金要請:急な医療費、ビジネス投資、渡米資金などを名目に資金移動を促す
- 資金の移転:被害者から受け取った資金の一部をガーナや他の国の共謀者へ送金
被害者は主に高齢者で、米国、ドイツ、オーストリアに分散していました。総被害額は900万ドルを超えています。
見分け方・警戒ポイント
ロマンス詐欺の典型的な警告信号には以下が含まれます。
- 急速な関係進展:初出会いから数週間で「愛している」と言われる
- 直接会う拒否:長期間オンラインのみでの関係を続けたがる
- 顔写真の問題:プロフィール画像が不自然、または他人の写真の可能性がある
- 金銭要求:緊急時や投資名目での送金要請、特に急いでいる様子
- 怪しい人間関係:相手の家族や友人と接触する機会がない
- 複数のプラットフォーム使用:マッチングサイトからメッセージアプリへの移動を急かされる
被害防止のポイント
- 初対面での送金は絶対にしない:金銭が絡む時点で警戒が必要です
- 画像検証ツールの活用:Google画像検索などで相手の写真が本物か確認する
- 直接会う約束をさせる:詐欺師はビデオ通話や直接会うことを避けます
- 情報を限定的に共有:個人情報や財務情報を詳しく明かさない
- 知人に相談:疑わしいと感じたら、信頼できる家族や友人に相談する
- マッチングアプリの安全機能を使用:本人確認機能や報告機能を活用する
相談・報告窓口
日本国内での相談・報告先:
- 警察庁サイバー犯罪対策プロジェクト:全国警察本部の捜査2課
- 消費者庁相談窓口:188(消費者ホットライン)
- 国民生活センター:相談受付窓口
- FBI(米国の被害):IC3.gov(IC3では米国外の詐欺報告も受け付け)
米国での事件であれば、米国司法省北オハイオ地区検事局が主導した調査に基づいており、FBI、ガーナの司法機関が協力していました。
情報源: Punch Newspapers