銀行の「支払いリクエスト」機能を悪用した詐欺 デポジット詐欺の新手口
トルコの銀行が提供する「支払いリクエスト」機能が、詐欺師の新たな手口に悪用されている。詐欺師は車や不動産の売買・賃貸取引に乗じて、被害者を信頼させた上で、支払いリクエストを送信。被害者がデポジット受け取りだと勘違いして承認すると、実は被害者の口座から詐欺師の口座へ直接送金される仕組みだ。
手口の概要
詐欺師は銀行が提供する「支払いリクエスト」機能を悪用した新たな詐欺を展開しています。この機能は本来、銀行利用者が他人から簡単に送金を受け取るための正規の機能ですが、詐欺師はこれを別の目的で利用しています。
詐欺の流れ
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信頼を構築: 詐欺師は自分を公務員、遠隔地にいる人物、信頼できる顧客など、信頼性が高い立場になりすまします。
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価格交渉: 交渉を通じて被害者の警戒心を緩和させます。
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支払いリクエスト送信: 「デポジットを送ります」と言いながら、実は詐欺師が被害者の銀行口座情報を使用して支払いリクエストを作成し、送信します。金額は4万~5万リラなど相当な額に設定されることが多いです。
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資金流出: 被害者がデポジット受け取りだと勘違いしてリクエストを承認すると、被害者の口座から詐欺師の口座へ直接送金されてしまいます。
見分け方・警戒すべき点
- 焦らされる: 「承認が必要です」「公務員なので遠隔地です」といった急かす言葉に注意
- リクエストの詳細確認: 支払いリクエストの送信者情報と受取人情報を必ず確認。詐欺の場合、被害者自身の銀行口座情報が入力されています
- 説明欄の有無: 正規な取引なら「〇〇物件のデポジット」など明確な説明が記載されているはず
- 不安な場合は承認しない: 疑問がある場合は絶対に承認してはいけません
- 安全決済システムを使用: インターネット取引では、必ずプラットフォーム提供の安全な決済システムを使用してください。詐欺師は「手数料を払いたくない」などの理由で安全システムを避けるよう勧めます
- 公務員・公的機関になりすまし: 弁護士、検察官、裁判官、公証人などになりすましたら、電話で「承認するだけでいい」という指示には従わないでください。公的機関は電話で承認を求めません
被害防止のポイント
- 送金目的を明記: デポジット送金時は必ず説明欄に「〇〇物件のデポジット」など詳細に記載してください。これは後の法的紛争時に重要な証拠となります
- 全ての通信記録を保存: チャット、メール、スクリーンショット、銀行口座情報、モバイルバンキング画面など、すべての記録を保存しておいてください
- 身分確認: 相手の身分を電話や公式窓口で必ず確認してください
被害に気づいた場合
- 直ちに銀行に連絡: タイミングが重要です。支払いリクエストがまだ「保留中」(プロビジョン状態)であれば、キャンセル可能な可能性があります
- 全ての記録を保存: 通信内容、送金情報、スクリーンショットなどをすべて保存
- 警察に告訴: 検察に刑事告訴を行い、必要に応じて銀行に書面で対応を求めてください
- 法的専門家への相談: 必要に応じて弁護士に相談してください
相談窓口
トルコの警察(セイベル)またはサイバー犯罪部門への報告をお勧めします。
情報源: @kurtalangazetesi