FBI警告:官庁職員になりすまし詐欺が巧妙化、本物の職員名と電話番号を悪用
米FBIは、詐欺師がFBI・DEA・シークレットサービスの職員名と公式電話番号を使用して金銭を詐取する詐欺が急増していると警告。実在する職員の名前を使用するため、確認電話をしても詐欺と気づきにくくなっており、当局は直接電話をかけてこないよう注意喚起しています。
手口の概要
詐欺師は、FBI・DEA・シークレットサービスなどの公式な電話番号を詐欺発信元として表示させ、実際に存在する職員の名前を名乗ります。特に悪質な例では、FBI事務所のように見える背景にデスクやシール、スーツ姿の人物が映ったビデオ通話で詐欺を仕掛けます。
詐欺の見分け方
この詐欺の特に危険な点は、被害者が職員の名前や電話番号を確認すると、その人物が本当にそこで働いていることが確認できるため、詐欺だと気づきにくいことです。しかし重要なのは、確認した人物が実際の電話の相手であるかどうかは別問題ということです。
詐欺師は以下のような本物の情報を悪用します:
- 実在する職員の本名
- 当局の公式電話番号(スプーフィング技術で表示)
- 公式な口調と専門知識
- ビデオ通話による視覚的な信頼性
被害を防ぐポイント
絶対にすべきでないこと:
- 電話の相手から指示されて金銭を送らない
- 相手が示した電話番号にそのまま折り返さない
- 個人情報や銀行情報を提供しない
正しい対応:
- 疑わしい電話を受けたら、相手に電話を切るよう伝えてください
- 当局の公式ウェブサイトから自分で電話番号を調べます
- その番号から当局に電話をかけて、あなたに連絡があったかを確認します
- 地域事務所に連絡がつかない場合は、本部に問い合わせます
相談・通報窓口
- FBI公式報告先:tips.fbi.gov
- FBI電話相談:1-800-CALL-FBI
- 疑わしいビデオ通話は撮影・録画して報告することができます
その他の対策
個人情報の保護: 当局職員を装う詐欺師は、公開情報から得た名前や住所などを使い、より信頼できるように見せかけます。不要な個人情報の公開を避け、オンラインでの情報露出を減らすことが重要です。
取引監視: 銀行口座やクレジットカードの取引を定期的に確認し、不審な支払いがないかチェックします。複数の口座がある場合は、一元管理できるアプリで監視するとより効果的です。
情報源: AOL