フランスを主要ターゲットにした「偽サポート詐欺」が急増—2026年上半期で254万件の攻撃
フランスがサイバー詐欺の主要な標的となっており、特に「偽テクニカルサポート詐欺」が深刻化しています。2026年上半期には全世界で約2,030万件の攻撃が検出され、フランス単独で254万件が確認されました。ユーザーは警告メッセージを受け取り、遠隔アクセスを許可させられることで、個人情報や銀行データが盗まれるリスクがあります。
詐欺の仕組み
「偽テクニカルサポート詐欺」は、ユーザーがパソコンを使用中に突然表示される警告メッセージから始まります。通常、この警告は「デバイスがウイルスに感染している」「重大な技術的問題が検出された」といった内容で、Windows Defenderなどのセキュリティセンターになりすまします。
ユーザーが動揺して対応しようとすると、詐欺師から直接連絡が入ります。詐欺師はサポート技術者になりすまし、問題を解決するために遠隔操作でコンピューターにアクセスすることを求めます。その際、サービス料金の支払いも要求されます。
ユーザーがアクセスを許可すると、詐欺師はコンピューター内に保存されているあらゆるデータにアクセス可能になります。
見分けるポイント
・警告メッセージが表示されても、すぐにリンククリックや電話連絡をしない ・Windows Defenderなどの公式セキュリティツールは、通常、画面全体に大きな警告を表示しない ・メッセージに電話番号やサポートスタッフのIDが記載されている場合、それが本物かメーカー公式サイトで確認する ・急かすような表現(「すぐに対応しないとデータが削除される」など)が使われていないか確認する ・送信元アドレスやメッセージの日本語が不自然でないか注意深く確認する
被害を防ぐための対策
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警告メッセージへの即座の対応を避ける:不安を感じても、メッセージに記載されているリンクをクリックしたり電話したりしない
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遠隔アクセスを許可しない:正規のサポートサービスであっても、遠隔操作の必要性を慎重に判断する
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公式サイトから直接連絡する:問題があると感じたら、メッセージのリンクではなく、メーカー公式ウェブサイトから問い合わせる
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信頼できるセキュリティソフトを導入する:常に最新のセキュリティソフトを使用し、定期的にアップデートする
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複雑なパスワードを設定する:重要なアカウントには長く複雑なパスワードを設定し、定期的に変更する
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二段階認証を有効化する:銀行口座やメールアカウントなど重要なサービスには二段階認証を設定する
被害に遭ったときの対応
・直ちにパソコンをオフラインに切断する ・銀行口座やオンラインサービスのパスワードを直ちに変更する ・クレジットカードの利用停止を金融機関に連絡する ・警察に被害届を提出する ・以下の相談窓口に報告する
相談窓口
・Cybermalveillance.gouv.fr(フランス政府のサイバー被害報告窓口) ・現地の警察機関 ・銀行やクレジットカード会社
情報源: SFR Actus