偽医者が本物の病歴情報で詐欺 ドイツの大学病院が電話詐欺に警告
ドイツのエアランゲン大学病院は、患者の実際の病歴情報を悪用して電話で金銭を詐取する新手の詐欺グループによる犯行警告を発表しました。偽の医師が本物の医療情報を提示して信頼を勝ち取り、がん治療費名目で送金を要求しています。
詐欺の手口
エアランゲン大学病院が報告した新しい詐欺では、犯人たちが患者本人の実際の病歴や医療情報を事前に入手しており、電話で詐欺を仕掛けています。偽医師が本物の医療データを示すことで、電話受け手の警戒心を解き、信頼を獲得します。その後、がん治療に必要な高額な費用名目で銀行送金を要求します。
見分けるポイント
実際の病院やクリニックは、以下の特徴から詐欺と見分けることができます:
- 医療費の電話での直接請求:正規の病院は、医療費を電話で初期段階では要求しません。請求書や郵送で金銭請求を行います
- 医療情報の確認方法:本人の医療記録について詳しく知っていても、電話での身分確認が不十分な場合は注意が必要です
- 送金方法の指定:銀行送金やデジタルペイメントのみを指定する場合は詐欺の可能性が高まります
- 急な支払い要求:治療開始に向けて「今すぐ支払いが必要」と急かす場合は注意してください
被害を防ぐための対策
- 電話を切って病院に確認する:疑わしい電話を受けた場合、その場で応答せず、一度電話を切って公式の病院番号に直接電話をかけて確認しましょう
- 個人情報の保護:医療機関や行政機関から身に覚えのない問い合わせがあった場合、個人情報の追加提供は避けてください
- 家族への報告:詐欺に遭いやすい高齢者の場合、こうした手口が存在することを事前に伝えておきましょう
- 記録を残す:疑わしい電話番号や内容は記録し、必要に応じて警察に報告できるようにします
相談・報告窓口
詐欺と思われる電話を受けた場合は、以下に相談してください:
- ドイツの警察(ノーベルト州):110番通報
- 被害者向けホットライン:地元警察の詐欺対策部門
情報源: Fraenkischer Tag