フランケン地方の高齢者狙い 正体不明の作業員になりすまし侵入盗難
ドイツ・フランケン地方で、高齢者を狙った詐欺事件が相次いでいる。犯人が水道検査や検針などを理由に作業員になりすまし、玄関から侵入して現金や貴金属を盗む手口が報告されている。警察は注意を呼びかけている。
詐欺の手口
ドイツ・フランケン地方のミッテルフランケン警察が警告を発している詐欺事件では、犯人が以下のような方法で高齢者の住居に侵入しています。
典型的な進行方法
- 身分詐称:犯人が水道会社や電気会社、あるいは一般的な作業員になりすまして玄関を訪問します
- 口実作成:「検針が必要」「水道点検」などの名目で住宅への侵入を要求します
- 分業による犯行:2人組で行動し、一方が被害者の気をそらす会話をしている間に、もう一方が室内を移動して現金や貴金属を盗みます
報告された事件の例
グンツェンハウゼン事件(2026年8月12日)
- 94歳の女性が検針を装う2人組に訪問を受けました
- 一方が会話で気をそらしている間に、もう一方が寝室に侵入
- 宝石箱から宝石を盗難されました
アンスバッハ事件(2026年8月11日)
- 69歳の女性が市営企業の従業員と称する訪問者を家に招き入れました
- ヒーターを見せた後、不審さに気付き通報しました
ニュルンベルク事件(2026年8月13日)
- 90歳の女性が水道検査を装う男を家に入れました
- 浴室に約10分滞在した後に男が去った隙に、別の侵入者が現金を盗みました
見分け方と警戒ポイント
- 予告なし訪問に警戒:公式な作業であれば事前の通知があるはずです
- 複数人での訪問:水道検査などの通常業務で複数人が必要になることはまれです
- 身分確認の要求:訪問者に必ず身分証の提示を求めてください
- 無理な侵入を許さない:少しでも不審な点があれば、入室を断固として拒否してください
被害防止の対策
- 確認の徹底:訪問者が本物であるか、必ず事前に市営企業などに電話で確認してください
- ドア開放の制限:玄関チェーンロックを使用し、完全には開放しないでください
- 来訪者の監視:家の中に入れた場合は、常に相手を見守ってください
- 貴重品の安全確保:寝室のドアをロックし、貴金属や現金は目につかない場所に保管してください
- 信頼できる人への報告:疑わしい訪問があった場合は、家族や親友に知らせてください
- 警察への通報:身元不明の訪問者には躊躇せず警察に連絡してください
相談窓口
詐欺的な訪問や不審な行動を目撃した場合は、すぐに警察(ドイツでは110番)に通報してください。ミッテルフランケン警察も市民からの情報提供を求めています。
情報源: inFranken.de