高額な電話詐欺でドイツの高齢夫婦が33万ユーロを失う
ドイツのバイロイト市で、高齢夫婦が電話詐欺の被害に遭い、33万ユーロ(約5,000万円相当)という大金を失いました。詐欺師は娘が重病で海外の医薬品が必要という嘘をついて金銭を騙し取りました。警察は目撃情報の提供を呼びかけています。
詐欺の手口
バイロイト市で発生した事件では、詐欺師たちが高齢夫婦に電話をかけ、以下のようなシナリオで信頼を得ようとしました。
- 夫婦の娘が重病を患っていると主張
- 海外から高額な医薬品を購入する必要があると説明
- 緊急の対応が必要であることを強調
親の愛情を悪用し、子どもを救いたいという気持ちを利用する典型的な「娘・息子詐欺」です。
被害の詳細
この事件では、合計33万ユーロという極めて高額な金銭が奪われました。金銭の受け取りは以下の状況で行われました。
- 時期: 7月20日(月)から7月27日(月)
- 時間帯: 夜間20時から23時
- 場所: バイロイト市アスターンヴェク周辺およびランゲンツァイレ通りとアスターンヴェクの交差点付近
金銭の受け取り人物は、30歳前後、身長170センチメートル程度で、短い黒髪、髭やメガネなしの特徴を持つ男性と描写されています。
見分け方と注意点
親族からの緊急連絡であっても、以下の場合は詐欺の可能性が高いです。
- 未確認の情報のみ提供される: 医療機関からの公式な請求書がない
- 銀行振込以外での支払いを要求される: 現金や仮想通貨などの追跡困難な方法での支払い要求
- 親族が直接連絡できない状況を作られる: 「今は電話に出られない」「話してはいけない」など、複数確認を阻害する説明
- 急かされる: 「今すぐ送らなければ間に合わない」という時間的プレッシャー
被害を防ぐポイント
- 一度電話を切って確認する: 親族からの連絡なら、提供された番号ではなく知っている連絡先に直接確認を取ってください
- 医療機関に確認する: 高額な医療費が必要な場合、病院に直接問い合わせてください
- 家族との暗号を作る: 緊急時の合言葉を決めておく
- 高額な現金送金は避ける: 特に説明なく現金での支払いを求められた場合は注意
- 周囲に相談する: 配偶者や信頼できる人に相談してから行動してください
相談・報告先
疑わしい電話がかかってきた場合や、情報がある場合は以下に連絡してください。
- バイロイト警察本部(ドイツ): 電話番号 0921/506-0
- 各地域の警察窓口
- 消費者保護機関
情報源: Onetz