AI映像で騙す恋愛詐欺の実態 ディープフェイク技術を悪用した新たな手口
マッチングアプリで知り合った相手がAI生成映像による偽のビデオ通話を用いて恋愛関係を装い、金銭を騙し取る詐欺が世界的に急増しています。フィリピンの女性が1年分の貯金を失った事例が報道され、技術の進化に伴い被害がさらに深刻化する懸念が指摘されています。
新しい恋愛詐欺の手口
マッチングアプリやマッチングサイトで相手と知り合い、メッセージアプリでやり取りを重ねていく中で、ビデオ通話も行われます。しかし、その通話映像は実は人工知能(AI)で生成された「ディープフェイク」と呼ばれる偽の映像です。詐欺師は実在する有名人や富裕層になりすまし、本物そっくりの容姿と声で相手の信頼を得ます。
被害のパターン
詐欺師は時間をかけて感情的なつながりを築き、相手に好意を持たせた後、徐々に金銭を要求するようになります。結婚費用、ビザ取得費用、ホテル予約費用など、さまざまな名目で送金を求めるのが特徴です。被害者が疑問を持つまで、複数回にわたって金銭を搾取することもあります。
見分けるポイント
以下の場合は特に注意が必要です:
- オンラインで知り合った相手が有名人や富裕層(王族、ハリウッド俳優など)を名乗っている
- 関係の進展が異常に速く、すぐに愛の告白や結婚の話が出る
- 繰り返し金銭の送金を求められている
- 相手とのビデオ通話時に、背景や表情がぎこちない、または不自然な点がないか注視する
- 有名人になりすましていないか、逆検索で画像を確認できるか試してみる
被害を防ぐための対策
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身元確認を徹底する:相手が本当にその人物かどうか、公式アカウントや別の方法で確認する。有名人の場合、公式ウェブサイトやSNS公式アカウントで情報を確認する。
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金銭要求に応じない:オンラインで知り合った相手からの金銭要求には、いかなる理由があろうと応じてはいけません。
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疑わしい点を記録する:不自然な点や違和感を感じたら、スクリーンショットなどで記録しておく。
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信頼できる人に相談する:判断に迷ったら、家族や友人、消費者相談窓口に相談する。
相談窓口
被害にあった場合や疑わしい相手との関わりに気づいた場合は、以下に相談してください:
- 警察:詐欺被害の報告
- 消費者庁:消費者相談窓口(全国共通ダイヤル 188)
- マッチングアプリ・サイトの運営者:詐欺行為の報告
- 弁護士:法的なアドバイスと対応
情報源: dメニューニュース