アルゼンチン税務当局を装う偽メール詐欺が急増中、当局が注意喚起
アルゼンチンの税務当局ARCA(徴税関税庁)は、同機関を装った偽メール詐欺について新たな注意喚起を行いました。詐欺師は架空の税務問題や未納金の通知を装ったメールを送信し、受信者をリンククリックや個人情報提供へ誘導しています。ARCAは、当局が決してメールで個人情報やパスワード、支払いを求めることはないと強調しています。
詐欺の手口
この詐欺は、税務当局ARCAから送信されたように見えるメールを通じて行われます。メールには以下のような内容が含まれます。
- 架空の税務債務や未納金の通知
- 税務調査実施の連絡
- 税務ステータスに関する問題の指摘
犯人たちは受信者の不安心理を利用し、メール内のリンクをクリックさせるか、返信時に個人情報を提供させることを目的としています。
正規メールと詐欺メールの見分け方
ARCAが公式に明らかにした重要な点は以下の通りです。
ARCAが決して行わないこと:
- メールで支払いや個人情報、パスワードを要求することはない
- メールで司法上の状況通知や債務の即座の支払いを求めることはない
- WhatsApp、SNS、電話でパスワードや機密情報を要求することはない
正規の通知方法:
- 唯一の公式チャネルは「電子税務ドメイン(Domicilio Fiscal Electrónico)」です
- CUIT/CUILと税務パスワードでアクセスする必要があります
- メールは新しい通知が利用可能であることを告知するのみで、詳細は電子税務ドメインで確認する必要があります
詐欺メールの特徴:
- 送信者のメールアドレスが不自然または不正確である
- 不急の支払いを要求する言葉遣いである
- 疑わしい添付ファイルやリンクが含まれている
- かつてAFIP(旧税務当局、2024年令令953号で廃止)を名乗るメールもこの詐欺の兆候です
対策と予防
疑わしいメールを受け取った場合:
- 返信しない
- リンクをクリックしない
- ファイルをダウンロードしない
- 公式ウェブサイトから直接電子税務ドメインにアクセスして確認する
セキュリティ対策:
- 税務パスワードを共有しない
- 強力で定期的に変更されたパスワードを使用する
- 公共WiFiへのアクセスを避ける
- 必要のないときはBluetoothやNFCを無効にする
相談窓口
疑わしいメールを受け取った場合は、phishing@arca.gob.arに完全なメールを転送して報告できます。