アルゼンチンで多発する詐欺:偽弁護士と架空バイク販売
アルゼンチンのチレシト地域で、SNSとWhatsApp、デジタルウォレットを悪用した2つの詐欺事件が調査されています。1件は身分詐称で弁護士と偽り受刑者の家族から金銭を騙取した事件、もう1件はSNS上でバイクを安価で販売すると偽り、代金を受け取った後に納品しない詐欺です。
詐欺の概要
アルゼンチンのラリオハ州チレシト地域で、SNSとWhatsAppを使用した2つの詐欺事件が調査されています。いずれもデジタルウォレットを使った金銭移動が特徴です。
事件1:偽弁護士による詐欺
手口
ラリオハ州の首都出身の若い女性が、以下の方法で被害者を騙しました:
- まずは著名な法律事務所の秘書と名乗る
- その後、弁護士であると主張して被害者に接触
- 投獄されている人物の法定代理人を務めることができると約束
- ビラ・ウニオン出身の被害者家族とのやり取りを通じ、法律用語を多用して信頼を獲得
- 法廷弁護費用や手数料という名目で複数回の金銭支払いを要求
被害の特徴
被害者はデジタルウォレットに複数回の送金を行いました。判事によると、被害額は数百万ペソに上ります。
捜査結果
調査により、容疑者とされる女性が銀行口座の使用者を特定され、チレシトで拘束されました。また、弁護士本人とその母親に連絡が取られ、容疑者との関係がないことが確認されました。判事は「完全な詐欺だった」と述べています。
事件2:架空バイク販売詐欺
手口
ラリオハ州首都出身の複数人が、以下の方法でバイクおよび他の車両の売却詐欺を実行しました:
- SNS上で魅力的な価格でバイクや車を販売すると広告
- 関心を示した購入希望者をWhatsAppに誘導
- 車両の写真と正式な契約書に見せかけた文書を送付
- デジタルウォレットでの支払いを要求し、全額支払いまで交渉を続ける
- 支払い完了後、約束した車両を納品せず消息を絶つ
被害地域
ノノガスタ、ビチガスタ、チレシト地域の住民が被害に遭っています。
捜査結果
調査により、3人の容疑者がチレシトで拘束されました。全員が首都出身です。
見分け方と対策
弁護士詐欺の警戒ポイント
- 法律事務所や弁護士から直接連絡があった場合、必ず事務所に直接電話で確認する
- デジタルウォレットへの送金を急かされる場合は要注意
- 正規の弁護士事務所は身分証明や登録番号を提示できます
販売詐欺の警戒ポイント
- SNS上の相場より大幅に安い価格設定は詐欺の兆候
- 高額商品の完全前払いは避ける
- 契約書はスクリーンショットではなく、公式な書面確認を取る
- 実物確認や直接対面を拒む相手は要注意
一般的な対策
- デジタルウォレットは金額制限を設定する
- SNS上の見知らぬ人との金銭取引は避ける
- 不審な取引は銀行やプラットフォームに即座に報告する
- 重要な契約は必ず書面で、複数の身分確認を求める
相談・報告窓口
地域の警察や司法機関に被害を報告することが重要です。
情報源: Medios Rioja