フランス・ロワール=アトランティック県で配達員なりすまし詐欺の容疑者逮捕、約9000ユーロを所持
フランスのサン=ナゼール地域で、27歳の男が高齢者3名に対して配達員になりすまして詐欺を働いた容疑で逮捕されました。2026年3月16日の事件で、容疑者は約8700ユーロを所持していました。同様の偽装詐欺が増加しており、警察は大規模な詐欺ネットワークへの関与を調査中です。
事件の概要
2026年3月16日、フランスのロワール=アトランティック県サン=ナゼール地域で、配達員になりすまして高齢者を狙った詐欺事件が発生しました。27歳の容疑者は、1日のうちに少なくとも3名の高齢者を詐欺にかけた疑いで逮捕されました。
手口の特徴
この詐欺は「偽装詐欺(arnaque à la fausse qualité)」の一種です。容疑者は配達員になりすまし、高齢者宅を訪問して銀行カード関連の詐欺を行いました。同じ手法を使った詐欺は、フランス全土で複数の容疑者による組織的なネットワークの一部と考えられています。
同様の詐欺では、偽警察官や偽技術者などになりすます事例も報告されており、近年フランスで増加傾向にあります。
警察の対応
容疑者はメーヌ=エ=ロワール県で身柄を拘束されました。その際、靴下に隠された約8700ユーロの現金が発見されました。取調べ中に、容疑者は沈黙を守り、拘束中に携帯電話を破壊しようとするなど、証拠隠滅の意図を示しました。
見分け方と対策
警戒するべきポイント:
- 急に訪問してきた配達員や調査員に注意
- 銀行カード情報や個人情報を直接聞き出そうとする来訪者は不審
- 身分証明書の提示を求め、不審な点があれば警察に通報
- 知人や公式機関に直接連絡して確認する
対策:
- 来訪者が本当にそう名乗っているか、公式機関に電話で確認する(来訪者に教えてもらった番号は使わない)
- カード情報や暗証番号を絶対に教えない
- 緊急時は地元警察(17番)に通報する
相談窓口
フランスでの詐欺被害は、地元の警察署または憲兵隊(gendarmerie)に報告してください。
情報源: Ouest-France